新卒文系就活生向け完全ガイド| 基本編

IT業界を知って
エンジニアになる

業界構造・契約と働き方・開発工程・会社の立ち位置まで、
就活前に押さえておきたい基礎知識をすべて解説します。

目次

🏛️
01
IT業界とは何か業界説明編
📝
02
契約と働き方業界説明編
🏢
03
IT業界の会社と下請け構造業界説明編
⚙️
04
開発工程(V字モデル)業界説明編
🎯
05
会社の立ち位置の傾向選定材料編
📚
06
用語集
📖 業界説明編― 業界の仕組み・会社構造・職種・開発工程を理解する

IT業界とは何か

IT製品で、まず思いつくのはスマホアプリでしょうか?
スマホアプリはIT業界全体で見ると比較的少なく、皆さんの知らないシステムが多くあります。
システムの特性からIT業界は大きく2つの側面に分けることができます。

🏛️
社会インフラとしての側面
現代社会の「当たり前」を支えるシステム
銀行ATM・電車運行管理・校務システム etc.
新卒採用が多め
受託開発・SES企業など
※ 大手・元請けSIerは採用数は多いが競争率は高め
🚀
価値創造としての側面
新たな利便性やライフスタイルを生み出すサービス
SNS・動画配信・AI etc.
新卒採用が少なめ
自社開発・スタートアップ系
最初から経験が求められることが多いが企業や時期によるため、求人内容要確認
業界の構成比率(目安)
約65%
約35%
社会インフラ系 約65% ―― SIer・エンタープライズ・官公庁・金融・物流システムなど
価値創造系 約35% ―― Web・SaaS・アプリ・AI・スタートアップなど

IPA「IT人材白書」(現・DX白書)等を参考にした市場規模・雇用者数ベースの概算です。IT人材白書は2020年で終刊し、現在はDX白書・デジタル時代のスキル変革等に関する調査として継承されています。日本のIT業界は歴史的にSIer・エンタープライズ系が大きなウェイトを占めており、近年は価値創造系(Web・SaaS)の比率が拡大しています。

契約と働き方

IT業界はデスクワークですが、所属会社のオフィスでないケースがあります。
働く場所をイメージするためにIT業界の「契約」についてみてみましょう。
この契約によってどこで・どのように働くかがおおよそ決まります。

契約の仕組み
🏦
クライアント
システムを作ってほしいと依頼する
システム納品
🏢
受注会社(元請けSIer等)
自社内で開発し、完成したシステムを納品する
技術力
🧑‍💻
エンジニア(SES
客先オフィスへ常駐し、現場の作業をこなす
🏢 請負契約のポイント
責任の範囲成果物が完成するまで責任を持つ
指示系統自社の上司・プロジェクトリーダー
勤務場所自社内が基本
代表的な企業自社開発・元請けSIer
🏙️ 準委任契約SES)のポイント
責任の範囲契約期間中の作業に誠実に取り組む
指示系統自社上長
勤務場所客先オフィスへの常駐が基本
代表的な企業SES企業・下請けSIer
💡 注意環境は企業と案件に大きく左右されます。給与・成長機会・職場環境は企業選びと案件配置が重要です

IT業界の会社と下請け構造

IT会社は1社で製品を作っていると思っていないでしょうか?
そのような会社もありますが、もっと複数の会社が関わっていることがほとんどです。
実は、IT業界の会社は大きく ①自社開発企業②それ以外(SIer・受託・SES) に分かれます。

🌐 ①自社開発企業の開発体制― 1社で完結

自社製品を持ち、社員が一貫して担う。
チーム全員が同じ会社の社員として動く。

🧭
PdM / CEO
製品の方向性を決める
社内連携
📐
エンジニア(SE)
製品を作る
社内連携
🚀
自社製品
ユーザーへ直接届く
🏗️ ②SIer・受託・SESの商流構造― 複数社で連携

発注元から仕事が流れ、複数社で開発する。

発注元(エンドユーザー) 大手企業・官公庁・金融機関など 🟢 SIer 元請け(プライム) 顧客から直接受注 請負契約で受注 🟡 受託開発会社 下請け(二次請け) 自社勤務が多い / 元請けから工程を受け負う 請負契約が多い 新卒多め 🟠 SES企業・三次請け以降 客先常駐が多い / 技術者を提供 準委任契約が多い 新卒多め ← 商流(報酬への影響)→ 発注元(エンドユーザー) 大手企業・官公庁・金融機関など 🟢 SIer 元請け(プライム) 顧客から直接受注 請負契約で受注 🟡 受託開発会社 下請け(二次請け) 自社勤務が多い / 元請けから工程を受け負う 請負契約が多い 新卒多め 🟠 SES企業・三次請け以降 客先常駐が多い / 技術者を提供 準委任契約が多い 新卒多め ← 商流(報酬への影響)→
⚠️ 商流に注意商流が深くなるほど(元請けから遠くなるほど)、エンジニアへ届く報酬が減ります。一般的には元請け・自社開発に近いほど年収が上がりやすい傾向がありますが、企業の成長段階や案件の質などで大きく変わります。
この傾向は業界調査・求人市場データを参考にしたもので、例外企業もあります。

開発工程(V字モデル

IT製品を作るには様々な工程があり、標準的な開発の流れはV字でよく表現されます。
V字の左側から降りる工程が作る工程↘、右側の上がる工程が作ったものを確認する工程↗です。

📊 V字モデル 全体図― 設計(左)とテスト(右)が対応する開発の流れ
▲ 上流工程(設計) 要件定義・基本設計 ▼ 下流工程(テスト・保守) 詳細設計〜保守運用フェーズ 要件 定義 コンサル・PM 基本 設計 SE 詳細 設計 SE ◆ 新卒多め 実装 コード プログラマー ◆ 新卒多め 単体 テスト プログラマー ◆ 新卒多め 結合 テスト テスター ◆ 新卒多め 総合 テスト SE・テスター 保守 運用 SE・オペレーター ◆ 新卒多め ▲ 上流工程(設計) 要件定義・基本設計 ▼ 下流工程(テスト・保守) 詳細設計〜保守運用フェーズ 要件 定義 コンサル・PM 基本 設計 SE 詳細 設計 SE ◆ 新卒多め 実装 コード プログラマー ◆ 新卒多め 単体 テスト プログラマー ◆ 新卒多め 結合 テスト テスター ◆ 新卒多め 総合 テスト SE・テスター 保守 運用 SE・オペレーター ◆ 新卒多め
📋 各工程の詳細― 担当者・主な動き・考え方のポイント

IT職はプログラミングの画面を見るイメージだと思います。
しかし、そのような作業は開発工程の一部です。
皆さんも知っているExcelを利用する場面も多いということを是非知ってみてください。

工程 担当者 主な動き 考え方のポイント
要件定義
▲上流
🧭 コンサル・PM
🔧 利用ツール:Word・Excel
顧客担当者と会議を繰り返し、「やりたいこと」を整理して文書にまとめる
システムが「何をするか」「どんな条件で動くか」の一覧を作成し、後工程の設計・テストの基準とする
「なぜそれが必要か?」を常に問う。ビジネス目的とシステム仕様の一致が最優先
基本設計
▲上流
📐 SE(上流)
🔧 利用ツール:Excel
画面の構成・データの流れ・他システムとの連携方法を決め、文書にまとめる
顧客レビューを経て承認を得る
「この設計で全員が同じイメージを持てるか?」後工程の手戻りをなくすことが鍵
詳細設計
▼下流
📋 SE◆新卒
🔧 利用ツール:Excel
「ボタンを押したら何が起きるか」「条件ごとに処理がどう変わるか」というフローチャートを作成する
プログラマーが迷わず実装できるレベルで文書にまとめる
「この文書を渡せば質問ゼロで実装できるか?」があいまいな表現を排除する基準
実装
▼下流
⌨️ プログラマー◆新卒
🔧 利用ツール:VS Code
詳細設計の内容をもとに、実際に動くコードを書く
書いたコードを先輩エンジニアに確認してもらい、品質を高める
「読みやすく・変更しやすいコードか?」動けばOKではなく、後から修正しやすい構造を意識する
単体テスト
▼下流
🔬 プログラマー◆新卒
🔧 利用ツール:VS Code・Excel
「このボタンを押したらエラーが出ないか」「この値を入れたら正しい結果が返るか」という確認項目を表にまとめ、実際に動かして結果を記録する
不具合が出たら内容と再現手順を記録し、修正→再確認を繰り返す
「正常系だけでなく異常系も試せているか?」境界値・ゼロ・特殊文字など壊れそうなケースを意図的に試す
結合テスト
▼下流
🔍 テスター◆新卒
🔧 利用ツール:Excel
「ログイン→商品選択→決済」のように複数の画面をまたいだ一連の流れが正しく動くか手順通りに確認し、不具合はスクリーンショット付きで記録して開発者へ連絡する
「ユーザーが実際に使う流れを再現できているか?」業務フローを通しで確認する
総合テスト
▼下流
✅ テスター・SE
🔧 利用ツール:Excel
「要件定義で決めた通りにシステム全体が動くか」を本番に近い環境で全機能を通しで確認し、結果を報告書にまとめて顧客へ提出する
大量アクセス時の応答速度やセキュリティの確認もこの工程で行うことが多い
「顧客が最初に言っていたことをシステムが本当に満たしているか?」当初の要求との突き合わせが最重要
保守・運用
▼下流
🖥️ SE・オペレーター◆新卒
🔧 利用ツール:Datadog
監視ダッシュボードを常時ウォッチし、異常が出たら記録・報告する
障害が起きたら原因を特定し、チームへ連絡・対処を進め、経緯をまとめた報告書を作成する
「何が起きても落ち着いて手順書通りに動けるか?」障害は必ず起きると心構えし、素早く正確な初動が信頼につながる
🎯 選定材料編― 年収・雰囲気・職種キャリアパスで会社・職種を選ぶ

会社の立ち位置の傾向

年収・雰囲気・仕事の動き方を立ち位置ごとに比較します。
※ 年収はあくまで3年目の目安です。特に地域による差が数百万単位で異なり、企業規模・個人評価でも大きく変動します。以下の数字は、IPA厚生労働省主要転職市場調査などの資料を参考にした一般的な傾向として捉えてください。

項目 🌐
自社開発
(Web/SaaS)
自社内勤務
新卒:少ない(競争率高め)
🏗️
SIer
(元請け・大手)
自社多め
新卒:比較的少なめ
🔧
受託開発会社
(下請け・中小)
自社 or 客先
◆ 新卒採用が多め
👥
SES企業
客先常駐多め
◆ 新卒採用が多め
💰 年収
400〜550万円
350〜500万円
300〜420万円
280〜400万円
🔄 動き方 企画→実装→リリース→改善のサイクルを自社メンバーと回す。短いサイクルで機能を追加・改善しながら開発を進めるスタイルが多い。 顧客との要件定義・設計から担う。複数の下請けを束ねてプロジェクトを管理するPM役割も担う。 元請けから降りてきた仕様書を元に実装・テストを担当。指示された範囲をこなすことが多い。 アサインされた現場ごとに環境が変わる。技術スタックもプロジェクト次第。
🏢 雰囲気 フラット・少人数チーム。チャットツール中心のオープンな議論文化。フレックス・リモート多め。 階層型・ロール分担が明確。メール・会議が多め。大規模経験・マネジメントスキルが身につく。 現場(客先)の文化に依存。実装量が多く実務スキルが速く伸びる。 現場文化に依存。多様な現場経験で適応力がつく。自社への帰属感は薄め。
🙋 合う人 自分でサービスを育てたい人。技術で評価されたい人。 社会インフラ規模のシステムに携わりたい人。安定した環境でマネジメントも視野に入れたい人。 幅広い業種・規模のプロジェクトを経験したい人。まず手を動かしてスキルをつけたい人。 短期で多種多様な技術・業種を経験して市場価値を高めたい人。
⚠️ 注意点 成果が直接問われる。スキルが追いつかないと厳しい評価も。 顧客折衝・調整業務が多く、コードより調整の比重が高まることも。 仕様変更のあおりを受けやすい。中間マージンで収入も下がりがち。 単価が上がらないと収入が停滞しやすい。待機中の給与保証有無は企業によって異なる。

職種別キャリアパス

職種ごとにどのようなキャリアを歩むかをまとめました。
※ 以下は一般的な例です。企業文化・プロジェクト・個人の適性で実際のキャリアは大きく異なります。

⌨️
プログラマー → SE ルート
1
プログラマー 新卒多め
入社〜2年目
指示をもとにコードを書き、動作確認を行う。
2
SE(詳細設計)
3〜5年目
どう作るかの仕様を文書にまとめ、後輩の作業を確認する。
3
SE(上流・基本設計)
5〜8年目
システム全体の構成を設計し、顧客との要件調整も担う。
4
PM / アーキテクト
8年目〜
プロジェクト全体を管理するか、技術方針を決める役割へ。
🔍
テスター → QA エンジニアルート
1
テスター 新卒多め
入社〜2年目
手順書に沿ってシステムの動作を確認し、不具合を報告する。
2
テスト設計者
2〜4年目
「何をどう確認するか」の手順書を自分で作り、後輩の作業をチェックする。
3
QAエンジニア
4〜7年目
品質全体を担い、確認作業の自動化や品質方針の立案も行う。
4
QAリード / テスト管理者
7年目〜
チームを統括するか、品質の専門家として社内外に助言する。
🖥️
運用オペレーター → インフラルート
1
運用オペレーター 新卒多め
入社〜2年目
サーバーやネットワークを監視し、異常時は上位者へ引き継ぐ。
2
インフラエンジニア
2〜5年目
サーバー構築・ネットワーク設計・クラウドの運用を担う。
3
クラウドエンジニア / SRE
5〜8年目
クラウド基盤の設計・自動化・システム安定性の向上を担う。
4
インフラアーキテクト / 技術責任者
8年目〜
インフラ全体の技術方針を決定するリーダーへ。

IT業界用語集

この資料で登場した用語をまとめました。知らない単語はここで確認しましょう。

35
該当する用語が見つかりませんでした。
SIer(エスアイヤー)
System Integrator の略。顧客の要望に合わせてシステムを設計・構築・納品する会社。元請け下請けに分かれる。
ユーザー系SIer(ユーザーけいエスアイヤー)
特定の親会社(銀行・メーカー・流通など)の情報システム部門を起源とするSIer。NTTデータ・日立製作所・富士通・SCSKなどが代表例。親会社グループの基幹システムを中心に安定した大規模案件を担うことが多く、新卒採用の絶対数は独立系SIerより多い傾向にあるが、競争率が高い。
SES(エスイーエス)
System Engineering Service の略。エンジニアの技術力を期間契約で提供するビジネスモデル。準委任契約で行われ、エンジニアは客先に常駐して作業する。
受託開発会社(じゅたくかいはつがいしゃ)
顧客から依頼を受けてシステムを開発し、完成品を納品する会社。SIer下請け(二次請け)として入ることが多く、自社オフィスで開発を行うスタイルが主流。請負契約での受注が一般的。新卒エンジニアの採用が多い。
SaaS(サース)
Software as a Service の略。PCにインストールせず、インターネット経由で利用するソフトウェアサービス(Slack・Zoom・Notionなど)。
請負契約(うけおいけいやく)
期限までに「完成したシステム(成果物)」を納品することを約束する契約。完成しなければ報酬を受け取れないリスクがある。
準委任契約(じゅんいにんけいやく)
完成を保証するのではなく、一定期間「技術力」を提供することに責任を持つ契約。SESはこの形態が主流。
商流(しょうりゅう)
顧客から元請け下請けへと仕事とお金が流れるルート。階層が増えるほど中間マージンが累積するため、元請け・自社開発に近いほどエンジニアへの報酬が多く届きやすい。
元請け(もとうけ)/プライム
顧客から直接仕事を受注するSIerのこと。プロジェクト全体の責任を持ち、下請けを束ねてマネジメントする。
下請け(したうけ)/二次請け
元請けから工程の一部を請け負う会社。元請けの指示に従って開発・テスト・実装を担当する。
中間マージン(ちゅうかんマージン)
仕事を下に流す際、上位会社が手数料として差し引く金額。商流が深いほどエンジニアへの報酬が減る原因となる。
単価(たんか)
SESエンジニア1名あたりの月額費用。スキルや経験によって変わり、単価が上がると収入に直結する。
常駐(じょうちゅう)
自分の所属会社ではなく、依頼先(顧客)のオフィスへ通勤して作業を行うこと。SES下請けSIerで採用される働き方。
客先常駐(きゃくさきじょうちゅう)
エンジニアが顧客企業のオフィスに継続的に在席して業務を遂行する形態。契約上の指示系統は自社だが、日常的な作業は現場の担当者と進めることが多い。
アサイン
特定のプロジェクトや現場への配属が決まること。「〇〇案件にアサインされた」のように使う。
指示系統(しじけいとう)
仕事の命令を出すルート。SES(準委任)では法律上は自社上長が指示を出す建て前だが、実態は現場で客先担当者と連携することも多い。
待機(たいき)
SES企業においてアサインが決まっていない状態のこと。企業によっては待機中の給与保証有無が異なる。
エスカレーション
問題や障害が発生したとき、自分では対応できない場合に上位者や別チームへ対応を引き継ぐこと。保守・運用の現場でよく使われる。
V字モデル
「設計」と、それに対応する「テスト」の流れを対比させた開発モデルの標準。設計と検証が一対一で対応している。大規模システム開発でよく使われる。
VS Code(ブイエスコード)
Microsoft が提供する無料のコードエディタ(Visual Studio Code)。実装・単体テストの工程で広く使われる。拡張機能が豊富で、多くの開発現場で標準ツールとして採用されている。
Datadog(データドッグ)
サーバーやアプリの状態をリアルタイムで可視化するクラウド型監視ツール。保守・運用工程で広く使われ、ログ・メトリクス・アラートを一元管理できる。異常検知や障害対応の初動に活用される。
要件定義(ようけんていぎ)
顧客が「何を作りたいか」を整理し、システムに必要な機能・条件を文書化する工程。上流工程の起点。
基本設計(きほんせっけい)
要件定義をもとに、システム全体の構成や画面・機能の大枠を設計する工程。外部設計とも呼ばれる。
詳細設計(しょうさいせっけい)
基本設計をもとに、プログラマーが実装できるレベルの詳細な仕様を設計する工程。内部設計とも呼ばれる。
バグ
プログラムの不具合・誤動作のこと。「バグを直す」=不具合を修正する(デバッグ)という意味。
上流工程(じょうりゅうこうてい)
開発の前半フェーズ。要件定義・設計など「何を作るか」を決める段階。経験を積んでから担うことが多い。
下流工程(かりゅうこうてい)
開発の後半フェーズ。実装・テスト・保守など「実際に作る・確かめる」段階。新卒エンジニアが最初に担当することが多い。
リリース
開発したシステムやアプリを本番環境に公開し、ユーザーが使える状態にすること。
インシデント
システムに障害や異常が発生した事象のこと。原因調査・復旧作業・再発防止策の立案までを指す。
SE(エスイー)
System Engineer の略。要件定義・設計・プロジェクト管理などを担う上流工程の担当者。
PM(ピーエム)
Project Manager の略。プロジェクト全体のスケジュール・コスト・品質を管理し、チームを統括する責任者。
PdM(ピーディーエム)
Product Manager の略。製品の方向性や仕様の優先順位を決め、「何を作るか」に責任を持つ役割。PMが「どう進めるか(進行管理)」を担うのに対し、PdMは「何を作るか(製品の価値)」を担う点が異なる。自社開発企業で置かれることが多い。
QAエンジニア(Quality Assurance)
品質保証を専門とするエンジニア。テスト設計・自動テスト・品質基準の策定などを担う。テスターよりも上流工程から品質に関与する。
インフラエンジニア
サーバー・ネットワーク・クラウドなどの基盤を設計・構築・運用するエンジニア。システムが動く土台を支える。
オペレーター
システムの監視・定常運用を担う職種。障害発生時の一次対応や定型作業を行う。インフラ・保守の現場に多い。